VMware ESXi 8 では、時刻同期のNTPがオフになっているので、それを有効にして時刻同期させます。ただし、日本標準時(JST)では表示されず、世界標準時(UTC)で表示されるので、見るときは意識しておく必要があります。
時刻同期(NTP)の設定
ブラウザーより、「ESXi Host Client」に接続するためのURLを入力して接続します。
証明書に関する警告が表示されますが、[詳細設定]ボタンを押下して、「(ESXi Host ClientのURL) に進む(安全ではありません)」のリンクを押下します。
ユーザー名とパスワードを入力して[ログイン]ボタンを押下します。
ログインができたら、左ペインにある「ナビゲータ」-「ホスト」-「管理」を押下して、右ペインにある「システム」-「日付と時刻」を押下し、右側に表示される「NTP 設定の編集」を押下します。
「NTP 設定の編集」画面で、「NTPを使用(NTP クライアントの有効化)を選択し、下記の通り、設定をして、[保存]ボタンを押下します。
項目 | 設定値 |
---|---|
NTP サービス起動ポリシー | ホストと連動して起動および停止します |
NTP サーバ | ntp.nict.jp |
まだNTPは有効になっていません。
右ペインの「サービス」を押下し、一覧に表示される「ntpd」を選択し、「▶起動」を押下します。
ntpデーモンが起動していることを確認します。
右ペインの「システム」を選択しても、NTP サービスのステータスが停止と表示されていた場合、「更新」を押下します。
「NTP サービスのステータス」が「実行中」と表示されていることを確認します。
表示される時刻はUTCで表示されます。