Windows Server 2022の評価版から製品版への変更する方法です。ライセンス購入が間に合わない時に、評価版で構築を行い、その後、ライセンス購入後に、製品版へ切り替えることができます。
評価版の入手
インターネットからダウンロードして入手します。
Windows Server 2022 | Microsoft Evaluation Center
Microsoft Evaluation Center では、ダウンロードまたは Microsoft Azure で試用できる、フル機能を備えた評価版の Microsoft 製品ソフトウェアを提供しています。
評価版から製品版への変更
管理者権限でコマンドプロンプトより、「Dism」コマンドを実行します。
Dism (Deployment Image Servicing and Management) の略だそうです。
C:\Windows\System32>Dism.exe /online /Get-CurrentEdition 展開イメージのサービスと管理ツール バージョン: 10.0.20348.1 イメージのバージョン: 10.0.20348.643 現在のエディション: 現在のエディション : ServerStandardEval ← 「Eval」が評価版であることを示す 操作は正常に完了しました。 C:\Windows\System32>Dism.exe /online /Set-Edition:ServerStandard /ProductKey:XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX /AcceptEula 展開イメージのサービスと管理ツール バージョン: 10.0.20348.1 イメージのバージョン: 10.0.20348.643 コンポーネントの更新を開始しています... プロダクト キーのインストールを開始しています... プロダクト キーのインストールが完了しました。 パッケージ Microsoft-Windows-ServerStandardEvalEdition~31bf3856ad364e35~amd64~~10.0.20348.169 を削除しています [==========================100.0%==========================] ← 時間がかかるときがあります コンポーネントの更新が完了しました。 エディション固有の設定の適用を開始しています... エディション固有の設定の適用が完了しました。 操作は正常に完了しました。 Windows を再起動してこの操作を完了してください。 今すぐコンピューターを再起動しますか? (Y/N)Y
Standard ・・・ ServerStandard
DataCenter ・・・ ServerDataCenter
製品版であることの確認
マシンがリブートしたら、確認します。
C:\Windows\System32>Dism.exe /online /Get-CurrentEdition 展開イメージのサービスと管理ツール バージョン: 10.0.20348.1 イメージのバージョン: 10.0.20348.643 現在のエディション: 現在のエディション : ServerStandard 操作は正常に完了しました。