Windows Server 2022でIPv6よりもIPv4を優先するようにします。
IPv6の無効化は非推奨
Windowsでは、IPv6を無効化することを非推奨としています。
下記が、抜粋内容と、参考にしたサイトです。
インターネット プロトコル バージョン 6 (IPv6) は、Windows Vista および Windows Server 2008 以降のバージョンの必須部分です。 IPv6 またはコンポーネントを無効にすることをお勧めしません。 実行すると、一部Windowsコンポーネントが機能しない場合があります。
IPV6 を無効にするのではなく、プレフィックス ポリシーで IPv6 より優先 IPv4 を使用することをお勧めします。

高度なユーザー向け IPv6 の構成 - Windows Server
IPv6 または特定の IPv6 コンポーネントを無効にするには、Windows レジストリを使用する方法の詳細なガイダンスをWindows。
設定の変更
設定前の状態を確認します。
Microsoft Windows [Version 10.0.20348.681] (c) Microsoft Corporation. All rights reserved. C:\Users\Administrator>netsh interface ipv6 show prefixpolicies アクティブ状態を照会しています... 優先順位 ラベル プレフィックス ---------- ----- -------------------------------- 50 0 ::1/128 ← ループバックアドレス (127.0.0.1/8に相当) 40 1 ::/0 ← 未指定アドレス (0.0.0.0/0に相当) 35 4 ::ffff:0:0/96 ← IPv4射影アドレス 30 2 2002::/16 ← 6to4 5 5 2001::/32 ← テレード[Teredo] 3 13 fc00::/7 ← ユニークローカルユニキャストアドレス (プライベートアドレスに相当) 1 11 fec0::/10 ← サイトローカルユニキャストアドレス (廃止) 1 12 3ffe::/16 ← 6bone - IPv6の実装実験用 (廃止) 1 3 ::/96 ← IPv4互換アドレス (廃止)
[スタート]-[Windows 管理ツール]-[レジストリ エディター]を左クリックします。

レジストリー エディターの画面より、下記の項目の設定を行ないます。
場所: HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Tcpip6\Parameters\
名前: DisabledComponents
種類: REG_DWORD
最小値: 0x00 (デフォルト値)
最大値: 0xFF (IPv6無効)

IPv6よりIPv4を優先する設定を行ないます。
場所: HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Tcpip6\Parameters\
名前: DisabledComponents
種類: REG_DWORD
設定値: 0x20

レジストリ エディターの終了をして、マシンリブートをします。

設定の確認
Microsoft Windows [Version 10.0.20348.681] (c) Microsoft Corporation. All rights reserved. C:\Users\Administrator>netsh interface ipv6 show prefixpolicies アクティブ状態を照会しています... 優先順位 ラベル プレフィックス ---------- ----- -------------------------------- 50 0 ::ffff:0:0/96 40 1 ::1/128 35 2 ::/0 30 3 2002::/16 5 5 2001::/32 3 13 fc00::/7 1 11 fec0::/10 1 12 3ffe::/16 1 3 ::/96